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八ヶ岳ベーカーズ レポート

更新日:2021年10月13日

2021年10月10日 萌木の村 Natural Gardens MOEGI


■八ヶ岳エリア屈指のベーカーズイベント

今年で5回目となる「YATSUGATAKE BAKER'S」が10月10日しっかりとした感染症対策のもと、北杜市清里の萌木の村で開催された。あいにくの天候にも関わらず会場はパンを持った来場者の笑顔で溢れていた。


■さあ!八ヶ岳エリアのパンを食べよう!
コロナ対策
検温、アルコール消毒、入場時の情報登録と、感染症対策は万全

今回の来場者数は県内外から1,387名。

出店者数23。共に前回を上回っており、コロナ禍であっても回を増すごとに確実にファンが増えているイベントだ。

今回も開場10時から11時の間で会場に訪れたお客様により大半のお店が品薄状態。

「この1時間はひたすら会計で、実はお客さんのお顔も拝見できないほど忙しいんです!」と言う店主の笑顔とコメントからもその活況ぶりが伝わってくる。


場内には米粉、天然培養酵母、発酵、天然水仕込みなど、各店舗のこだわりのキーワードが目を惹く。

感染対策で店舗間が広めに設置された会場ではあるが、軒先を彩るハード系、菓子パン、調理パン、食パン、焼き菓子を見ているとパン好きでなくとも足取りが軽くなる。


清里のR141号線沿いはパン屋の激戦地として知られていて新陳代謝も激しい。八ヶ岳周辺には店舗は持たないが名が知られているお店があり、そういったお店と出会えるという期待感と魅力が定着している。


■「作り手とお客様の交流ができる場」を目指して

イベントの趣旨について主催者の西鍋早葵(にしなべさき)さんにお話を伺った。

 

YATSUGATAKE BAKER'Sは今回で5回目となります。

最初はスタッフの知り合いの口コミなどで近隣のパン屋さん同士の交流も兼ねた目的で始めましたが、回を重ねるごとに出店者も増えてきました。お客様も最初は北杜市や県内の方が多かったのですが、最近は少しづつ県外の方も増えています。

単に買って帰る「パン祭り」ではなく、「作り手とお客様の交流ができる場」を目指しているので、お店のテーマがお客様に伝わるような工夫やFacebookなどのSNSでの投稿も取材のもと行うなど、情報発信には特に気を配りました。

出店者さまも普段会えないお客様とこのイベントで交流できるのをとても楽しみにしているんです。

 

西鍋さんのお話からは、主催者と出店者の近い距離感がイベントの空気として伝わってくる。


■普段会えないお客様と交流できるんです
毎回前回より多く作ってきてもあっという間に無くなってしまいます!

出店者は、普段会えないお客様に会える事や、比較的交流がない同業者と知り合い、価値ある情報交換ができる事が何よりも嬉しいと言う。

2回目の出店ですが、色々なお客様と触れ合えるのが楽しみです。

八ヶ岳周辺はその自然環境の恩恵からパン作りに適しているため近年パン職人が多く集まるようになっていて、推しパン屋を持っている住民も少なくない。


お客様良し、出店者良し、主催者良しの「3方良し」のイベントはこれからも益々進化しそうだ。

是非県外の方も八ヶ岳周辺のパン屋巡りに来て店ごとに違う食感や旨味を楽しんで頂きたい。


□出店者一覧

「パン・焼き菓子」

Vapeur

・kiitos

・swiss


「フード・ドリンク」

・チルクス


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